[メモ][Linux] 自宅から会社へアクセス

最近自宅から会社にアクセスして開発する機会があるので、SSHアカウント作ってもらった。
自宅で開発する上で色々便利なツールとかあったのでメモを残しとく。

公開鍵認証で会社の開発機にアクセス

  $ ssh -i ~/.ssh/hoge eji@test.com
  eji@test.com$ ssh 開発機

秘密鍵 hoge を使って、会社のsshサーバーtest.comにログインし、開発機へSSHログイン。

会社のWindowsマシンにログイン

自宅のPCはLinuxなので、IEがない。IEがないとWebアプリの開発が進まぬということで、
会社のWindowsマシン(130.XXX.XX.XXX)のリモートデスクトップを使うことにした。

まず、SSHのポートフォワーディング機能を使い、localhostの3389ポートへのアクセスを会社のSSHサーバーtest.comを経由して、会社のWindowsマシンの3389ポートへ転送するようにする

  $ ssh -i ~/.ssh/hoge -N -f -L 3389:130.XXX.XX.XXX:3389 eji@test.com

オプション-Lは、ポートフォワーディング機能を利用するために必要なオプション。-Nと-fはsshコマンドでポートフォワーディングだけしたいときに便利で、バックグラウンドで動いてくれる。

次にLinuxWindowsリモートデスクトップ機能を利用するためのツールrdesktopをインストールする。

  $ sudo apt-get install rdesktop

会社のWindowsマシンにアクセス。

  $ rdesktop -g 800x600 -k ja localhost

800x600の解像度で日本語キーボードが利用できる状態で会社のWindowsマシンにアクセスできる。

会社のメールを読む

メールを受信するために、localhostの8143ポートへのアクセスを会社のIMAPサーバー(130.111.33.YY)の143ポートに転送する。

  $ ssh -i ~/.ssh/hoge -N -f -L 8143:130.111.33.YY:143 eji@test.com

また、メールを送信するために、localhostの8125ポートへのアクセスを会社のSMTPサーバー(130.111.33.ZZ)の25ポートに転送する。

  $ ssh -i ~/.ssh/hoge -N -f -L 8125:130.111.33.ZZ:25 eji@test.com

これで、メーラーを立ち上げ、IMAPSMTPサーバーの設定を以下のようにすると、会社のメールが読めてメールが送れる。

IMAP: localhost:8143
SMTP: localhost:8125